晴耕雨読と〇部録

ビブリオバトル、茶トラネコ、書評、日々の雑感などを書き連ねる

『あなたが犯人だったらよかったのに』 井上悠宇

<誰も死なないミステリーを君に>シリーズの作者が描く青春ミステリー。

 女子高生の内海夕凪は、生まれつき心臓に孔があいていて、生活に制約がかけられていた。そして高校に入学後、年上の葛城才華と親友になる。そして突然、才華が自死する。数日後、彼女の元に才華からSDカードが送られてくる。そこには、パスワードでロックがかけられた「この物語の作者の名前」と「私と彼の罪」という二つのファイルがあった。そこに書かれているのは何か?

 これは「罪と罰」の話だ。人の「罪」を暴き立て。「罰」することが正義なのかを問うている