晴耕雨読と〇部録

ビブリオバトル、茶トラネコ、書評、日々の雑感などを書き連ねる

アニソンのカバーを聴き比べてみた

 YouTubeには、いろんな方がアニソンをカバーしてあげています。そんな中で、二名ほど「押し」の方がいるので、聞き比べてみました。

 一人目は、音楽ユニット Nine Universe のSARAHさんです。女性歌手の曲だけでなく、西川貴教や米津玄師の曲なども歌っています。

 もう一人は、ハロプロ出身のアイドルの鈴木愛理さんです。さすがにアイドルを長くやっているだけあって、歌唱力は抜群です。

 

【進撃の巨人 The Final Season Part 2】からヒグチアイの「悪魔の子」

SARAHさん

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鈴木愛理さん

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もう1曲は、【鬼滅の刃 遊郭編】から Aimer の「残響散歌」

SARAHさん

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鈴木愛理さん

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 いかがだったでしょうか。お二人とも歌は上手し美人ですね。個人の感想としてお二人をアニソン歌手に例えると、どんな曲も完璧に歌いこなすSARAHさんは「子門真人」。曲に思いを込めて歌う鈴木愛理さんは「水木一郎」。どうでしょうか。

映画『6人の嘘つきな大学生』を観た

 原作を以前に読んで、面白かったので映画も観てみました。さすがに本一冊を2時間の尺に収めるには、いろいろと省かなければなりません。原作では2部構成で前半と後半では8年の時間が経過しており、視点人物も変わっています。映画では、後半部分が大幅に省略されています。

6uso-movie.toho.co.jp 私は後半の謎解き(?)部分が好きだったので、これは残念ですね。特にラストの部分はぜひ残して欲しかった。まあ、致し方ないのでしょう。

久しぶりに『マトリックス』を見た

 動画配信サービスで、久しぶりにキアヌ・リーヴス主演の『マトリックス」を見た。映画公開が1999年だから、もう25年前になりますね。

 マトリックスの世界が20世紀末の1999年頃と語られている。映画公開時の年代だ。出てくるガジェット類も当時のもの。携帯電話が出てくるが、スマホは出てこない。今見ると、ちょっとレトロな感じがする。ストーリーは分かりやすいし、SFやサイバーパンクに詳しくなくても楽しめる。

 

『火垂るの墓』が見たい

 今夜の金曜ロードショーは『となりのトトロ』。ちなみに来週は『天空の城ラピュタ』。以前は、この時期には『火垂るの墓』を2~3年おきに放送されてた。

 最近は、「放送禁止」という都市伝説もあるくらい放送されていない。まあ内容がとてもつらくて重いので、視聴率が取れないというのもあるのだろう。2018年の高畑勲監督の追悼放送以降は放送されていないと思う。

 原作は野坂昭如の直木賞を受賞した短編小説で、彼自身の実体験や思いが反映されている。いわば半自伝小説というべきもの。

 そもそも『となりのトトロ』の公開時には、同時上映されていたので、トトロを放送するなら、ぜひともこちらも放送してほしい。

 

ドラマ版『三体』を見始める

 TENCENT版『三体』をアマプラで見始めました。原作は3部とも既読で、ネトフリ版『三体』も視聴済みです。ネトフリ版が原作から大幅に改変されているに対し、TENCENT版は原作により忠実です。

asiall.jp

 ただし、「文化大革命」のシーンはネトフリ版に方が詳しく描いています。やはり中国では、「文化大革命」を扱うのセンシティブにならざるを得ないのでしょう。

www.netflix.com

 見終わったら、あらためて感想などを書きたいと思います。

 

世相と理想のスタートレック

 NETFLIXスタートレックディスカバリー・シーズン3の配信が始まっている。「スタートレック」シリーズは、その製作された時々の世相というか社会状況を反映している。人種問題、女性の社会進出、LGBT等々。

 また惑星連邦は、まんまUSAでアメリカの自由と民主主義の理想を映し出している(はずなのだが)。ちなみにアメリカ宇宙軍の当初公開されたロゴは、惑星連邦宇宙艦隊のものによく似ている。そして今回のシーズン3は惑星連邦の「崩壊」がテーマで、アメリカの「分断」を象徴しているのだろう。そして対話から再生へと向かいそうな…

Spaceforcestarfleetsplit

共病文庫

 録画してあった「君の膵臓をたべたい」を三日かかって観た。いわゆる「難病もの」。これ苦手なんです。以前から「愛と死をみつめて」、「ある愛の詩」、「赤い疑惑」とかあった。苦手なら観なければいいのだが、人の「死に様」が気になる暗い性格なので。

 思うに人の死を「題材」にしているというより、「商材」にしている気がしてならないんだと思う。人が死ぬのは嫌だ。好き好んでみたくはないけど、前述のとおりなもので。

 この作品の良かったところ。女の子が病気を周囲に知らせていない。病気が元で死なない(他の原因で突然死亡)。男の子が号泣する。エンドロールのあとのシーン。

 でも、いづれの作品でも、なぜか死ぬのは「女性」と相場が決まっている。「セカチュー」もそうだし。

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やっと観れた「山懐に抱かれて」だが

 以前このブログでも紹介した映画「山懐に抱かれて」を、やっと観ることができました。で、その感想ですが、1.家族は大事だ。2.お父さんとは友達になれそうもない(^^;)。3.お母さんはえらい。4.最新の撮影機器は、キレイな絵が撮れる(昔の映像と比べるとわかります)。

 しょうもない感想を並べましたが、遠藤隆監督の長年にわたる取材から、一家との相当の信頼関係があることが覗えました。編集も大変だったと思います。確かに、一見の価値はあります

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