晴耕雨読と〇部録

ビブリオバトル、茶トラネコ、書評、日々の雑感などを書き連ねる

共病文庫

 録画してあった「君の膵臓をたべたい」を三日かかって観た。いわゆる「難病もの」。これ苦手なんです。以前から「愛と死をみつめて」、「ある愛の詩」、「赤い疑惑」とかあった。苦手なら観なければいいのだが、人の「死に様」が気になる暗い性格なので。

 思うに人の死を「題材」にしているというより、「商材」にしている気がしてならないんだと思う。人が死ぬのは嫌だ。好き好んでみたくはないけど、前述のとおりなもので。

 この作品の良かったところ。女の子が病気を周囲に知らせていない。病気が元で死なない(他の原因で突然死亡)。男の子が号泣する。エンドロールのあとのシーン。

 でも、いづれの作品でも、なぜか死ぬのは「女性」と相場が決まっている。「セカチュー」もそうだし。

Kimisui