晴耕雨読と〇部録

ビブリオバトル、茶トラネコ、書評、日々の雑感などを書き連ねる

岡村隆史氏の発言で思い起こしたのは、検閲済のこの本でした

 親の借金のため、吉原の遊郭に売られた女性。その女性が娼妓として暮らす中で綴った日記です。  大正15年に発行され、柳原白蓮があとがきで「地獄の記録」と評しています。ところどころ「検閲」で墨塗り状態(本書では網掛け)になっています。おそらくは性的な内容の部分だと思われます。  84年ぶりに復刊されており、後世に残したい、いや残すべき本だと思います
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吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 朝日文庫 / 森光子 【文庫】
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