晴耕雨読と〇部録

ビブリオバトル、茶トラネコ、書評、日々の雑感などを書き連ねる

砂山克彦先生の葬儀に参列して

 さる9月5日に逝去された砂山克彦先生(名誉教授・元学部長)の葬儀に参列してきました。

 私は、4年生の時に砂山先生(当時助教授)の労働法ゼミで勉強していました。出来の悪い学生だった私は、通常1年でよいゼミを、さらに1年間勉強させてもらいました。労働法のゼミは、砂山先生の人柄と専攻する人数が少ないこともあってか、私だけでなく、もう2名同様に1年間任意で(単位なし)勉強していました。
 ゼミの人数が少ない(5名以下)というのは、アットホーム的とでもいいますか、文字通り先生のご自宅に皆で招かれたことを記憶しています。

 また、公務員試験を受ければ2次試験で落ち、民間企業は最終面接で落ち、就職活動にいまいちやる気のなくなった私を叱咤激励してくださいました。「ここ受けてみなさい」といくつかの企業も紹介していいだだきました。なんとか就職も決まり、卒業式のあと研究室で撮った写真がいまも手元にあります。

 砂山先生の恩師である外尾健一先生(東北大学名誉教授.大正生まれ)がまだご健在であることを考えても、早すぎる死はとても残念です。ご冥福をお祈りいたします。